「「IoT無人化ソリューション『SMASSO（スマッソ）®』」」

「IoT無人化ソリューション『SMASSO（スマッソ）®』」

■シェアリングスペースをIoTで管理する

当社は、シェアリングスペースのオーナー様向けに、IoT無人化ソリューション「SMASSO（スマッソ）®」の開発・販売を行っています。「SMASSO®」には、時間管理、照明や空調制御、スマートロック、見守り、管理人に成り代わり延長料金が徴収できる課金機能を搭載しています。コロナ禍で、自宅やシェアリングスペースでのテレワークが急速にすすみ、ホテルのディユースでビジネスや趣味利用など、レンタルスペースを利用する人が増えています。ところが、時間貸しのシェアリングスペースの利用マナーは、利用者のモラルに依存するところが多く、時間前利用、超過利用、騒音、喫煙などの問題があります。「SMASSO®」は、人感センサ、騒音センサー、有害物質感知センサを搭載しており、遠隔地から監視が可能で、いざというときは、警告メッセージを流すことができます。

■時間貸ししたいスペースすべてが対象

販売ターゲットは、貸会議室、ジムやホテル、スタジオ、空店舗、貸別荘、マンションの集会所など多岐にわたり、貸スペースとなりうるすべてのスペースが対象です。既に、(株)丸井グループが運営するシェアスペースや、空室、店舗等に「SMASSO®」を導入いただいています。「SMASSO®」設置後に売上が10-20%増えたという実績が出ており、今期、テレワークブース1600 か所に「SMASSO®」を設置する販売計画を立てています。

ビジネスモデルは、オーナー様から月額利用料と予約仲介料を頂戴します。通常予約に加え、延長やリピート予約にそれぞれ25%の追加手数料をいただきます。利用者は「SMASSO®︎」コンソール画面にあるQRコードをスマホで読み取り、PayPay決済、もしくはコンビニで支払える「こんど払い byGMO」で決済いただけ、クレジットカードの個人情報などは不要です。

■4件の特許を申請中

SMASSO、SMASSO Reserveの機能について特許を４件申請中です。事業拡大に向け、スペースの個人オーナーだけでなく、スマートロック会社、大手家具メーカー、不動産会社など法人とも商談中です。国内にはワークブース６万件、貸し会議室４万件、集会所1.5万件、目的別スペース4万件あると言われており、我々は販売代理店を増やし、売上拡大をめざしていきます。

※2021年11月号掲載時点での情報です