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「熊本県チャレンジ企業のご紹介」

公開


熊本県商工観光労働部
新産業振興局長 高口 義幸さん

所在地:熊本市中央区水前寺6丁目18番1号
Tel:082-513‐3311(商工観光労働部・代表電話)
http://www.pref.kumamoto.jp/soshiki/5.html

 熊本県では、昨年、蒲島県政が2期目を迎えるにあたり、今後4年間の県政運営の新たな基本方針となる「幸せ実感くまもと4カ年戦略」を策定しました。県民一人ひとりが幸せを実感し、住み慣れた地域で夢を持ち誇りに満ちた暮らしが送れる「県民が幸せを実感できるくまもと」の実現に向けた取組をスタートさせたところです。

 また、平成23年3月12日の九州新幹線の全線開業や平成24年4月1日の熊本市の政令指定都市移行により、人、物、情報等の交流が活発化しており、県勢の発展につながるビッグチャンスを迎えています。

 このビッグチャンスを最大限に生かし、将来の地域経済を支えるリーディング企業を育成するため、中小企業のチャレンジに対して、県内の産学官金等による総合的な支援、専門家チームによる経営診断から具体的な指導までの一貫支援、海外へのアドバイザー配置による海外進出支援などを積極的に進めています。
 また、産学官が一体となった有機薄膜技術の拠点化や、需要拡大の可能性が高いKUMADAIマグネシウム合金の実用化など、熊本発の新たな産業の創出を進めています。

 地域を支える中小企業のチャレンジへの支援を複合的に展開していくことで、蒲島県政の目標である「県民の総幸福量の最大化」を進め、「幸せを実感できるくまもと」を創り出していきたいと考えておりますので、皆様のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。


―熊本県チャレンジ企業の紹介

株式会社ビッグバイオ(代表取締役 阪本 恵子 氏)
「 水質浄化用『バイオブロック』 」
自然界の有用微生物であるBB菌(納豆菌)を最大限に活用して、公共工事から家庭の水槽まで水質浄化する「バイオブロック」を開発しています。

株式会社エコファクトリー(代表取締役 村上 尊宣 氏)
「 ハイブリッドサーモシステム『エコウィン』 」
遠赤外線(光)の原理を応用した冷暖輻射式(放射式)冷暖房ステム「エコウィン」は、省エネで健康快適な無音無風の室内環境をご提供します。

株式会社エイムテック(代表取締役 有馬 慎一郎 氏)
「 ガス用機密試験・漏洩検査機器『セーバープロ』 」
自動的に温度補正を行い、ガス漏洩の有無を判定する全く新しい検査機器「セーバープロ」を開発、温度変化や周囲環境温度の変化による誤判定を防止します。


―熊本県 産業政策顧問 古賀 光雄 氏 コメント
ベンチャーは経済社会の子供です。子供のいない社会が成り立たないのと同じように、ベンチャー企業を育てない地域は繁栄しません。上場できる企業を育てることが、地域に根付いた産業を作り出し、雇用をもたらし、多くの取引先が九州に足を運び、グループ会社を作り、世界を相手にビジネスを作り出していきます。熊本からも”リーディング企業育成支援事業”等の制度を活用し、九州、ひいては世界に貢献できる企業が生まれてくることを期待しています。

【九州のベンチャー企業育成のために】 古賀光雄(古賀マネージメント総研 代表取締役)
【広島におけるイノベーション創出の挑戦】広島県商工労働局 イノベーション推進部長 小田 康太

※全文は「THE INDEPENDENTS」2013年2月号 - p18-19にてご覧いただけます