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「製造業の販売管理を全体最適化する」

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【徳満 翔平氏 略歴】
生年月日:1989年8月3日
出身高校:神奈川県立鶴嶺高校
2012年3月専修大学経済学部国際経済学科卒業後新卒で(株)マーケットエンタープライズに入社。
2013年(株) IPPOME取締役、2015年12月(株)SpeeeのSEOアナリシスとして入社し、美容系、バーティカル、EC、データベース型 などのサイト40社を担当。2017年2月(同)P&F設立、代表取締役就任。
2020年12月社名および組織変更。

【DeFactory(株)】
設 立 :2017年2月2日
資本金 :4,000千円
所在地 :神奈川県平塚市中原3-12-5
事業内容:製造業(卸)向けBtoBクラウドEC管理業務
従業員数:1名

製造業の販売管理を全体最適化する


■メーカーの販売管理領域で全体最適を図る

中小製造業の受発注取引では、事業者間でシステム互換性がない(異なるシステムを利用)、高価な基幹システムを既 に導入し置き換えが難しい等といったことが要因となり、部分最適なデジタル化しか進まず、業務全体では非効率な状 態が蔓延しています。一連の業務プロセスのデジタル化や自動化を推進することでこれらの解決を図れるのではと事 業機会を見出し、現在開発中のサービスに着手することになります。

■製造業(卸)向けBtoBクラウドEC管理「DeFactory」

「DeFactory」では、フロント業務(見積、受発注)と、バック業務(在庫管理、帳票作成、納品請求書等の送付や棚卸など)とを一気通貫する機能を搭載し、販売管理における全体最適を実現します。これにより、受注・発注業務・在庫管理・販売管理の効率化とペーパレス化ができ、例えば受注から入金まで100件の処理を行うのに合計50時間かかっていたものが、約20~35時間(工数が最大で6割削減)で行えるようになります。 データの一元管理とAPI連携が特徴で、発注側が「DeFactory」以外のクラウドサービスであっても発注情報を 集約することができ、また既存の基幹システムとのデータ連携にも対応していきます。また、製品情報や取引先情報をイ ンポートするだけで、最短1時間で利用開始することができる点もポイントです。

■顧客拡大と受発注~バックヤード業務自動化

売上3~100億円・従業員30人以上の生活用品・アパレル・化学衣料品等の規格品メーカーを初期ターゲットに月額利 用料をいただきながら、将来的には発注側への課金モデルも視野に入れています。 製造業に対するDX支援は多種多様な事業者が参入していますが、当社は特に中小製造業の販売領域においてall in one型のビジネスモデルでポジションを確立し、日本の製造業の底上げに貢献したいと考えています

※2021年4月号掲載時点での情報です