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「NPOの資金調達支援」

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株式会社ウイズダムバンク
代表取締役 木内 満さん

1980年静岡県富士宮市生まれ。2001年国立沼津工業高等専門学校卒業。2005年東京大学工学部(電気系情報通信メディアコース)卒業後、株式会社三菱東京UFJ銀行入行。2012年当社設立、代表取締役就任。

設 立 :2012年4月5日 資本金:6,000千円
本 社 :静岡県富士宮市西町28-17
事業内容:経営・金融/社会貢献活動の寄付集め/ITコンサルティング
http://www.wisdombank.jp/

―新しい公共支援事業
非営利で公益的な活動を行う広義のNPO(NPO法人・任意団体・公益法人・学校法人・独立行政法人など)の、ファンドレイジング(資金調達)を支援する静岡県初にして現在唯一のコンサルティング会社です。日本の寄付市場は1兆円、米国は20兆円と言われます。CSR(企業の社会的貢献)からCSV(経済的価値と社会的価値の総和)の時代を迎えるとマイケルポーター教授は提唱しています。弊社は新たな公共の担い手であるNPOセクターに、新しいチカラを注ぎ込み、新しい時代を作る。そのために必要な「知恵」を流通させる「銀行」でありたいと思いを込め「ウイズダムバンク」と名づけました。

― 事業内容
(1)NPOファンドレイジング
寄付金、補助金、助成金、融資など、NPO資金調達戦略の立案から実行までをフルサポートで支援いたします。また自治体から新しい公共支援事業に関する調査受託も行っています。(平成24年度静岡県 新しい公共支援事業「ファンドレイジング入門とNPO経営徹底支援事業」など)

(2)経営・金融コンサルティング
木質バイオマス(静岡)プロジェクトファイナンスや、大学知財のビジネスプロディースなど、「テクノロジー×ビジネス×社会貢献」をキーワードに、ビジネスソリューションおよび自らのハンズオンによる事業創出を行います。

(3)ITコンサルティング
NPOファンドレイジングは極めてパーソナルなダイレクトマーケティング分野であり、高度なデータベース構築が必要とされます。弊社はITソリューション(Salesforce/GoogleApps/Sansan)の導入支援を行っています。

―起業の経緯
銀行時代は蒲田の町工場から日本を代表する大企業まで延べ1,000社以上を担当していました。子供の手術費用1000万円を、国と自治体に負担いただき、何らかの形で社会にお返しいたしたいと思い2012年に静岡に帰りました。そこでNPO施設「ふじのくに活動センター」の職員として「静岡県基金のファンドレイジング」業務に携わり、新しい「市場」としての「NPOの寄付=ファンドレイジング」に注目、2012年に当社を設立いたしました。

※全文は「THE INDEPENDENTS」2014年1月号 - p11にてご覧いただけます