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「課題先進県の沖縄から、運転代行プラットフォームを全国へ」

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【棚原 生磨 氏 略歴】
1986年5月16日沖縄県宜野湾市生まれ。普天間高校出身。2013年北陸先端科学技術大学院大学修了後、(株)JMC入社、事業推進部ICTプランニング課配属。2015年公益財団法人沖縄科学技術振興センター入社、産学官連携事業、大学発ベンチャー支援事業に従事。2018年当社設立、代表取締役就任。

【株式会社Alpaca.Lab】
設 立 :2018年8月27日
資本金 :7,000千円
所在地 :沖縄県宜野湾市宇地泊558-18 2F
事業内容:運転代行プラットフォームサービスの開発・運営
従業員数: 6名(コアメンバー)



課題先進県の沖縄から、運転代行プラットフォームを全国へ



■産学協働し不透明・非効率な運転代行業にメスを

 「当社は、国立大学法人琉球大学および公益社団法人全国運転代行協会沖縄支部と協働し、IoTとAIを活用した運転代行プラットフォームサービスを開発しているITベンチャー企業です。琉球大学とはIoTを用いた情報収集、及びAIを活用した効率的な配車サービスの開発について、全国運転代行協会沖縄支部とは業務実施に関するノウハウの提供や安全評価基準の策定について協働しており、これらを通じ利用者に安全・安心・快適な運転代行業務の提供を実現します。

■運転代行マッチングアプリを開発中

  飲食店及び個人利用者からのアプリを介した配車依頼を、運転代行業者端末及び利用者端末の位置情報を使用し、人工知能により最適化された配車手配を行うマッチングアプリを開発しています。また、量的・質的な評価により算出される総合評価機能を搭載することにより、業者のサービス品質が可視化されるという特徴もあります。
 このアプリによって、運転代行業者は利用者へ最短距離にいる車両を配車出来るようになり、業務効率を大幅に改善出来ることが期待されます。また、利用者はシステムが提供する様々な情報に基づいた運転代行サービスの比較・選択が可能となることから、安全・安心・快適な業者を選定し、信頼性の高く、目的に即した業者を簡単かつ迅速に手配出来るようになります。

■課題先進県の沖縄から課題解決のスタンダードを創出

 現在、プロトタイプの開発を進めており、今夏より那覇市内で運転代行業者と飲食店向けに実証実験を開始予定です。代行業者の到着時間の遅れや手配する飲食店の手間など運転代行に関する諸問題に対して、運転代行業者の数が国内で最も多い沖縄から課題解決のスタンダードを確立し、全国ひいてはグローバルに向けた事業の構築を目指します。また、運転代行業のアセットを活かした観光客向けサービスや法人向け送迎サービス(日中のアイドルタイム有効活用)、深夜帯の再配達事業なども視野に入れております。


※掲載時点での情報です