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「小学生から大学生と企業をつないでものづくりの未来を担う人材を育む」

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【松岡 慎也 略歴】
1971年岐阜県生まれ。大垣南高校出身。岐阜大学教育学部卒業。岐阜県内の小中学校で16年間勤務。2010年退職後、教育支援NPO法人Meets Vision設立。2016年(株)ドングルズ設立。岐阜市教育創造会議委員(H29)、岐阜市都市ブランド戦略会議委員(H26,27)、岐阜市少年少女発明クラブ会長(H27~)。

【株式会社ドングルズ】
設 立 :2016年5月6日
資本金 :8,500千円
所在地 :岐阜市敷島町6-9-3-2 Primrose2F
事業内容:ロボット工作教室の運営 他



小学生から大学生と企業をつないでものづくりの未来を担う人材を育む



■ ものづくりの魅力を次世代に

 当社は、2010年に設立した教育支援NPO法人Meets Visionの事業の中でも高く評価され実績を上げてきた事業を切り分ける形で、2016年に設立しました。私自身が小中学校の技術科の教員を務めていましたが、技術の授業時間は大幅に削減される方向にあり、子どもがものづくりを経験し興味を持つ機会が無くなってきています。これでは日本のものづくりは衰退の一途を辿るだけです。当社では、ものづくりの楽しさに触れる機会を、子ども達に提供することを通して、ものづくりの未来を支える人材を育む場づくりに取り組んでいます。

■ ロボットコンテストで未来のエンジニアを育む

 ロボット工作教室「みんなで!!ロボコン!!」では、インストラクターの指導を受けてオリジナルのロボットを製作する過程の中でものづくりの基礎を学びます。直営教室(愛知県・岐阜県に20教室)やフランチャイズ教室のほか、大型商業施設の週末の工作教室の運営を行っています。他のロボット工作教室との圧倒的な違いは、自分で製作したロボットを用いて対戦形式の大会を定期的に行っていることです。戦いに勝つというシンプルなゴールに向かってトライアル&エラーを繰り返す経験が、未来のエンジニアを育てています。

■ 大学生の人材育成の場として

 当社の事業の柱はロボット工作教室と大型商業施設でのクラフト系イベントの企画運営です。それぞれの運営の中心はインストラクターと位置付ける大学生スタッフが担っており、『ものづくり道場』と呼ばれる施設で企画運営に必要な研修を受講してもらっています。彼ら彼女らは、子どもに教えることで自身もものづくりの楽しさを学び、子どもから頼られ憧れられる体験を通じて、社会に飛び出す自信を持つようになっています。

■ 世代をつないで人を育む

 ロボット工作教室を通じて小学生を育て、ものづくり道場や小学生への指導を通じて大学生を育てる。当社は人材育成の新しいシステム構築にチャレンジしています。今後、ロボット工作教室はフランチャイズ展開による拡大を目指します。また、次の世代と積極的に関わることができる場として、ものづくり企業によるスポンサーも募集しています。企業・大学生・小中学生と世代をつなぎ、ものづくり日本の未来を支える人材育成に貢献していきます。