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「地に足ついたデータ分析をリードする」

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【三野 稜太氏 略歴】
1994年滋賀県生まれ。膳所高校出身。名古屋大学卒業。大学でリベラルアーツ、CS、機械学習を専攻。在学中から数々のハッカソン、インターン、ビジネスコンテストでAI関連技術に注力。ニューラルネットワークを中心とした機械学習による課題解決に向けたモデル設計と問題解決を数多くこなす。2017年に機械学習技術のコンサルティングを中心とした(株)キスモを設立。

【株式会社キスモ】
設 立 :2017年5月9日
資本金 :3,500千円
所在地 :愛知県名古屋市千種区不老町1番 名古屋大学インキュベーション施設
事業内容:LeadAI(AI開発)事業



地に足ついたデータ分析をリードする



■顧客に沿った提案でAI開発のリスクを低減

 AI導入のニーズは急速に高まっていますが、事前の検証を行わずにハイリスクな開発計画を立ててしまうことで失敗に終わる事例も少なくありません。データの質・量の双方に精度が大きく依存するAIだからこそ、事前のデータ分析(EDA)やモデルの有効性検証(PoC)を段階的に進めることで、失敗のリスクと損失を大幅に低減することができます。
 
 これまでは要件定義フェーズのお客様に対して課題のヒアリングからマイルストーン設計、納品、その後の改善までを一貫してサポートするコンサルティング・受託開発を中心に行ってきましたが、2018年からは既にデータをお持ちの性能評価・開発フェーズのお客様に対してAI導入の自動事前検証サービス『LeadAI』の提供を開始しました。

■ 大手企業を中心としたAIの受託開発

 AI開発事業では、大手企業を中心顧客として特定の分野にフォーカスするのではなく、当社の持つ人工知能や画像認識技術、材料工学のノウハウを活かせる幅広い分野で受託を行っています。これまでに中京テレビ放送や杏林大学との共同開発実績があり、11月に開催されるメッセナゴヤでは名古屋商工会議所と共同で開発した機械学習を使ったビジネスマッチングシステムが運用されます。来場者や出展者に対し、興味関心に応じて商談の候補先を提案する仕組みで、商談の効率化・活性化に貢献します。

■ AI導入の事前検証を自動で行う『LeadAI』

 『LeadAI』は、企業がすでに持っているデータの質や量を分析し、希望通りのAI開発が可能かどうかを検証するサービスです。さらに分析の結果に応じ、自社で開発した精度検証済みAIモデルの提供も行っています。EDAやPoCが自動で行われるため、従来よりリーズナブルでスムーズなAI開発を安定した品質で実現しました。2018年6月にβ版をリリースし、2019年4月までに20社での導入を目指しています。リスクを減らし、費用対効果を明確にすることで大手企業はもちろん、中小企業におけるAI導入を促進します。AIの拡大による業務自動化を通して、人間が煩雑な業務から解放され、より楽しく働ける社会の実現を目指します。