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「超小型センシングデバイスで新しい事業機会を創造する」

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【茅野 修平氏 略歴】
1972年 静岡県出身。両親の急逝から大学推薦進学を変更、3年制専門学校へ特待入学、2年で卒業。卒業後、大手出版社へ入社。microsoft社「windows開発スタートプログラム」等への推薦参加を契機にIoT開発に必要となる独習を開始。その後祖父母介護のため帰郷、国内最大手通信キャリアへ入社。セキュリティ系上級技術者として政府系重要施設の管理運用責任者として従事。祖父母を看取った後、地元での独立創業を決意。

【株式会社イージステクノロジーズ】
設 立 :2015年1月
資本金 :86,000千円
所在地 :静岡県沼津市岡一色725-1沼津インキュベートセンター 研究エリアB6
事業内容:各種超小型センシングデバイスの設計開発ほか
従業員数:5名



No.847 株式会社イージステクノロジーズ


「超小型センシングデバイスで新しい事業機会を創造する」


■超小型センシングデバイスをもちいたソリューション提供

高性能センサーを極限までダウンサイジングした汎用型記録システム基板(超小型センシングデバイス『Logger One』)を独自開発、それをベースとした「道路状況の高精度監視技術開発」および「自動車運転技術における走行位置補正情報提供」の研究を行っています。

■精密な位置情報の取得に成功

当社が開発した「極小型運行記録計の量販化による大型車両事故軽減システム」は、人体からの情報(バイタルデータ)の利活用を目指した評価システム等を含めた先進的技術体系で構築されています。データ分析はクラウド経由人工知能解析(AI処理)により即座にフィードバックすることに成功しました。

■沼津市での実証実験

極小型センシンググデバイスが、(株)アイ・ロボティクス(ドローン等ロボティクス最新技術の開発・事業化)、県内土木企業及び県内大学研究室等に採用されました。また、沼津市を実証フィールドとした実証実験もおこないました。この実証実験によりリアルタイムで路面情報を取得し、道路の異常を即座に発見することで道路の維持管理コストの大幅削減につながることが期待されます。

■今後の事業展開

今後も、①道路路面状態の高精度監視による「地震予測情報」の研究支援、②路面状態の高精度スポット監視による「集中工事」等による交通渋滞の緩和、③法面等、地盤崩落想定箇所のメッシュ状監視による天災被害への事前対処等の研究をおこなっていくことで、「高レベルの安心、安全」を「公平に平等に享受できる世界の実現を目指します。