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「観光農業を通じて自然の恵み・学ぶを提供する」

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【平田 真一 略歴】
私立修道高校出身。広島大学卒業。有限会社平田観光農園は昭和30年に創業者平田昌明が、西日本では無理といわれたりんご栽培に挑戦し、10年かけて栽培に成功、観光農園を開始。昭和60年に平田克明が公務員を退職後あとを継ぎ法人化、果物加工施設や農家レストランなどいわゆる6次産業を展開、長野県中野市に国産無添加ドライフルーツのファーストエントリー企業として株式会社果実企画を立ち上げるなど全国的に展開。現在創業62年目。

【有限会社平田観光農園】
設 立 :1985年8月1日
資本金 :9,900千円(株主:経営陣)
所在地 :広島県三次市上田町1740-3
事業内容:果樹栽培を中心とした観光農業及び農産加工、販売
従業員数:23名

【株式会社イチコト】
設 立 :2016年12月19日
資本金 :50,000千円(株主:(有)平田観光農園、ひろしま農林漁業成長支援ファンド)
所在地 :広島県三次市上田町11747-2(平田観光農園内)
事業内容:体験型農場運営及び飲食事業


No.778 有限会社平田観光農園


「観光農業を通じて自然の恵み・学ぶを提供する」



■ 新しい観光農園を目指す

広島県三次市に位置し、標高500メートルで苺、リンゴ、梨、ぶどうの他、桃、栗、ブルーベリーなど、大小13もの果樹園があり、150品種のくだものを栽培しています。1年を通して果物狩りを行う周年観光のほか、農家レストランやアウトドア体験、どうぶつひろばなど一日ゆっくりと楽しんで頂ける施設となっています。日本初の一度に10品種以上のくだものが収穫できるチケット制くだもの狩りや、森の中でまき割り体験ができるレストランなど新しいメニューが充実しています。

■ ものづくり体験を提供する(株)イチコト

グループ会社である㈱イチコトでは、平田観光農園で生産された果実を活用し、ファミリーや女性グループを主なターゲットとして、フルーツピザ作りや缶詰製造、ジビエドッグづくりなどの「ものづく体験事業」を行っていきます。また、体験事業に加え、同農園の果実を活用した飲食事業も拡大し、果実の新たな食べかたを提案することにより、果実の付加価値と農園来場者の満足度向上につなげていきます。

■ 「ひろしま農林漁業成長支援ファンド」からの出資

(株)イチコトは2017年2月に、6次産業化ファンドである「ひろしま農林漁業成長支援ファンド」から出資をうけ、当社の飲食部門を事業譲渡する形で設立されました。同ファンドは、広島ベンチャーキャピタルをGPとして、広島銀行、広島信用金庫、みずほ銀行、農林漁業成長産業支援機構(A-FIVE)が出資をしており、私どもは第4号案件となります。同ファンドから経営のアドバイスや販路開拓や新商品開発などのサポートを受けながら、農林漁業の競争力を高め地域経済の活性化や雇用創出に積極的に取り組む事で地方創生を実現していきたいと思います。