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「健康で痛みのない心豊かな高齢化社会の実現を目指す」

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【伊藤 賢治 略歴】
1962年6月21日生まれ。広島城北高校出身。1985年3月広島経済大学卒業後、(株)猪原商会入社。1996年7月当社設立、代表取締役就任。

【株式会社イノテック】
設 立 :1996年7月1日
資本金 :10,000千円(株主:経営陣ほか)
所在地 :広島市南区金屋町2-15 KDX広島ビル2F
事業内容:光学機器の応用による測定機器の開発、療機器単体ソフト開発・受注及び販売並びに企画立案
従業員数:11名


No.777 株式会社イノイテック


「健康で痛みのない心豊かな高齢化社会の実現を目指す」



■ 画像処理技術と大学の知財で新しい市場を開拓

当社は、工業用光学機器販売会社のソフトウェア開発会社として1996年に設立されました。2007年2月に広島TLOを通じて広島工業大学から作図計測画像処理ソフト「QuickGrainPad」の特許許諾契約を締結したことを皮切りに、その後は各大学のTLOから注目されるようになりました。東京大学整形外科とも特許許諾契約結び、膝関節診断支援ソフト「KOACAD」を共同開発しました。

■ 再生医療細胞品質評価サービス

現在は、名古屋大学の特許技術を使って、再生医療細胞(間葉系幹細胞)品質評価システムの共同開発を行っています。従来、間葉系幹細胞の品質管理は人の目視により判断していましたが、AIによる品質評価を行うことで細胞の分化する能力を簡便に評価できるようになります。間葉系細胞は、神経や心筋細胞への分化も可能と見られており、再生医療の分野において広い用途に対応できるものとして大きな期待を集めています。

■ MB0により新たなスタート

2017年03月 親会社(株)猪原商会(広島市。光学機械商社)から全株を代表取締役である伊藤賢治が譲渡取得するMBOを実施しました。今後は、AI評価技術を軸に、クラウド使用した遠隔評価および専用サーバによるビジネス運用とコンサルティング業務を行い、3年以内に細胞品質評価-サービスのスタンダード企業を目指します。