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「現場帳簿の電子化から工場の見える化まで支える『XC-Gate』」

公開


【木下 武雄 略歴】
1942年愛知県東海市生。名古屋大学工業学部卒業。神戸製鋼所入社。主に産業機械の機械設計と品質保証に従事。1996年株式会社テクノツリー設立、代表取締役就任。

【株式会社テクノツリー 概要】
設 立 :1996年7月4日
資本金 :45,000千円(株主 経営陣)
所在地 :兵庫県明石市魚住町清水534-7
事業内容:コンテンツ事業・システム事業
従業員数:144名


No.761 株式会社テクノツリー


「現場帳簿の電子化から工場の見える化まで支える『XC-Gate』」



■ 創業来のマニュアル制作事業

当社は1996年、産業機械用マニュアル制作からスタートしました。製造業界出身者を中心として、産業機械用マニュアル制作に必要な技術と経験を保有しています。今では、大手自動車メーカーの整備マニュアルやオーナーズマニュアルなども手掛けるようになり、安定した収益基盤として当社を支えています。

■ 現場帳票を電子化する「XC-Gate」

紙の帳票を電子化するタブレット端末ソリューション「XC-Gate」を2010年に開発、既に導入企業数は250社を突破しています。多くの現場で使用されているExcelの帳票類をノンプログラミングでそのままWeb画面に変換できることが特徴で、導入期間も大幅に削減できます。この電子化により、リアルタイムな情報把握や管理コストの削減、ペーパーレスといった効果が得られます。

■ 工場を見える化する「XC-Gate.PLC」

「XC-Gate」への手入力データと、工場での大きな情報源であるPLC(プログラマラブル・ロジック・コントローラ)や各種センサからの機械データを連携させることで、生産状況や品質管理情報、設備稼働状況のモニタリングを可能にします。

■ XC-Gateをコアとする基盤ソリューション

基本的な電子化・ペーパレスから始まり、製造管理・工程改善から、工場全体の管理ソリューションまで、製造現場の経験豊富な技術者がお客様にとって最適なソリューションをご提案いたします。この核となる「XC-Gate」は各メーカーの危機・ソフトウェアと連携可能であり、「現場機械情報・人情報データの収集・分析・現場への改善」のデータ循環を実現します。また、「XC-Gate」をプラットフォームとする他領域への展開も視野に入れています。AI・機械学習の技術も取り入れることで、より自動化を推進し、現場改革に貢献できるものになります。きたるIndustry4.0時代のリーディングカンパニーを目指して、まずは2019年度の株式上場を実現させたいと考えています。