「「ベンチャーにおける第2・第3の成長を共創するパートナー」」

ネットワンシステムズ株式会社で、当時駆け出しだったベンチャー企業からビッグベンチャー（売上高1000億を超える大企業）への経営を取締役として体験しました。ビジネスモデル変革による連続的事業開発と、ＩＰＯによる自己資金調達というファイナンスの貴重な経験を生かして、これからの成長企業のお役に立てる新たな仕事をしたいと思い2007年に当社（ＢＩＰ）を設立しました。スタートアップベンチャー（中小）企業、ミドルベンチャー（中堅）企業（売上高10億～1000億）、ビッグベンチャー（大）企業（売上高1000億以上）を対象に、第2・第3の成長を共創するパートナーとして、共に事業開発・経営改善に取り組み、これまで数社の社外取締役、30数社の経営支援を行っています。

1.ベンチャー企業の２つのステージを継続して共創支援
ベンチャー企業のステップに応じて、求められる支援ニーズは異なります。私どもは、ベンチャー企業が日本から世界に通じるビッグベンチャーを目指す為に、スピーディーで成功確率を高くする支援サービスは何かを考え、サービス内容と課題解決に対応する専門家メンバーを多様に広げてきました。

①スタートアップからＩＰＯまで
◆経営チーム支援：非常勤取締役或いは経営顧問として、ボード型コンサルテーションやアドバイスをしています。メンターという役割もあります。単なる助言コンサルティングでは無く出資もしてリスクを共有します。
◆ワンストップ専門家支援サービス：企業成長の段階に応じて起きる多様なニーズにワンストップで支援する為の、幅広い領域の専門家プラットフォームを組織しています。
◆出資：スタートアップベンチャー、ミドルベンチャーに対して、ＢＩＰ単独或いはＶＣ事業者、事業会社の皆様と連携して出資します。

②ＩＰＯからビッグベンチャー（売上高1000億円以上）
◆事業開発と経営改善支援：事業計画段階だけでなく、実行段階までの一体した支援をしています。
◆人材育成：成長の為の社内事業リーダー育成に必要な３つの研修を提供しています。「マインドアップ演習」「ビジネスモデル演習」「ビジネスプラニング演習」。リーダーに必須の“マインド”と“ビジネススキル”を身につける演習方式で実施し、大変効果を上げています。
◆社外取締役等コーポレートガバナンス：上場企業取締役経験者の人的ネットワークづくりを努力しています。私自身上場企業の取締役を体験して、社外取締役の重要性を重視し、ＮＰＯ法人コーポレートガバナンスネットワーク（旧社外取締役ネットワーク）に加入しています。

2.ＩＰＯだけでなく、Ｍ＆Ａで成長戦略と出口戦略を支援
米国ではＩＰＯよりＭ＆Ａが圧倒的に多くなっています。当社も最近ＩＴ系ミドルベンチャー企業を東証一部企業に企業売却する支援をおこないました。ここ数年、日本でもコーポレートベンチャーファンドの設立、大企業によるベンチャー企業の買収等が活発になってきています。私もＭ＆Ａによる成長戦略を実践し、また、ベンチャー学会でコーポレートベンチャーリンクの調査研究を通して、Ｍ＆Ａの必要性も感じています。ＢＩＰでは、企業の成長戦略にあわせた出口戦略をサポートしていきます。