「みらいのこどもたちのため、環境にやさしい蓄光建材『ルナウェア』を開発しました」
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【代表取締役 岩本 泰典】
1962年3月14日生まれ。大阪府立城東工業高校(現・府立城東工科高校)出身。実家の建設工事会社に勤めた後、1986年にユニットバス施工会社である株式会社アルファユニットを設立、代表就任(現任)。2004年知人と共同で当社創業(取締役就任)、蓄熱式床暖房装置を開発販売する。
2006年『ルナウエア』開発。創業者の急逝に伴い2007年代表取締役就任し、事業再構築をする一方で『ルナウェア』の商品化を手掛ける。
【コドモエナジー株式会社】
設 立 :2004年7月30日
資本金 :110,000千円
所在地 :大阪府大阪市旭区赤川4-2-16
事業内容:エネルギー関連商品開発、省エネルギー床暖房機器、蓄熱材の製造・販売・保守サービス
http://www.codomo-e.co.jp/
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日本の伝統技術である有田焼の磁器技術を活用して高輝度蓄光素材『ルナウェア』を開発。
自然エネルギーを循環利用した持続可能で安心安全な社会づくりを目指す起業家。
―新蓄光素材『ルナウェア』について教えてください
『ルナウェア』は電気を使わずに半永久的に発光する新しい素材です。磁器製なので水に強く、非常灯などの屋外建材に適しています。
―ものづくり日本大賞で内閣総理大臣賞を受賞されました
2010年10月に「超モノづくり部品大賞(日刊工業新聞社)」の日本力賞を受賞しました。2012年5月には「第4回ものづくり日本大賞(経済産業省)」の内閣総理大臣賞を受賞いたしました。
―有田焼の釉薬(うわぐすり)を塗る技術を応用して開発しました
蓄光顔料とガラス素材を組み合わせて焼成することにより、強い明るさを長時間保つ高性能な蓄光タイルを創りあげることに成功しました。
―『ルナウェア』の特徴を教えてください
耐摩耗性、耐水性、耐薬品性、強度、輝度に優れ、半永久的に蓄光機能を持続出来る事です。屋外の天候に左右されず、半永久的に蓄光性能が持続し劣化する事なく使用できます。
―従来製品との違いは何でしょうか
樹脂製とは違い、表面の硬度が高く人通りの多い場所でも、非常に耐磨耗性に優れています。高温焼成した陶磁器の為、火災時にも約600度の高温でも性能を失うことはありません。酸やアルカリ性にも強く、清掃時の薬剤等の影響を受けにくくなっています。
―どのような用途に使われていますか
床面に配置する誘導装置としては最適の建築素材です。工場などの非常時というハードな環境にも効果を発揮します。最近は建築イルミネーションやオブジェとしても活用されています。
―福島県川内村に工場を建設されました
内閣総理大臣賞の受賞をきっかけに、震災復興地域の発展に貢献したいと思い、2014年6月に工場を建設しました。また、その工場は住友林業との協業により環境に優しくデザインされています。現在の従業員は8名ですが、今後はさらに、従業員を増員し雇用の拡大を目指していきたいと思います。
―今後の事業展開について教えてください
全国のオフィスビル・工場・住宅・公共施設での電気式誘導灯の代替としてだけでも市場は膨大にあります。住友林業や沖電工などと代理店契約していますが、さらなる販売体制の拡大が課題です。
―会社設立の経緯を教えてください
2004年に蓄熱式床暖房装置開発会社として、私と知人が設立しました。私は自分自身で創業したユニットバス施工会社の代表を務めていたので、当社には非常勤取締役として参画しました。
―創業者の急逝に伴い2007年に代表取締役に就任しました
ベンチャーキャピタルからも出資を受け、多くの方からも協力いただいていたので事業を撤退するわけにはいかないと思いました。そこから経営立て直しに2年かかりました。
―株式上場に対してはどのようにお考えですか
前期までは研究開発ステージでしたが、現在策定中の中期事業計画では株式上場を視野に入れ、資金調達や人材拡充を図っていきます。
―企業ビジョンを教えてください
「私たちは、地域社会の発展に貢献し、みらいのこどもたちにむけたやさしいものづくりを通して光り輝く地球を創ります」が企業理念です。環境にやさしい省エネ商材『ルナウェア』を軸に、安心・安全・快適な社会の実現を目指していきます。
※「THE INDEPENDENTS」2014年12月号 - p6-7より