「就職活動から日本を元気に！内定塾」

―内定塾の思い
超就職氷河期と叫ばれる昨今では、就職活動に全力を尽くしたにも関わらず、「派遣」や「フリーター」といった不安定な労働形態を選択せざるを得ない学生や、1社も内定を獲得できない学生も少なくはありません。当然、これでは内定を獲得すること自体が目的になってしまっても、仕方のない状況だと感じています。しかし、学生達にとっては、就職活動を通して企業からの『内定を獲得すること』がゴールではありません。 就職はあくまでも、『夢』や『自己実現』のための手段であり、これから社会人として歩むべき道のりのスタート地点でしかないのです。

私たちはこの現状を打開すべく、学生が今後の人生をしっかりと見つめ、『働く』を知る機会を提供していきたいと考え、『内定塾』を運営しております。

学生がしっかりと『自分自身』を見つめ、真剣に『キャリア』について考える機会が増えれば、私達の目標とする、『適材適職を実現し、心から仕事を楽しめる若者を輩出する』を成し遂げることができると思っています。そして、その先にある【日本を元気にする！】という大きな目標も達成できると考えています。

―内定塾で教えていること
私たちの運営する『内定塾』は『就職支援塾』という立場から、内定獲得のためのテクニックやノウハウを教えている塾だと思われがちです。学生と社会人では、「責任」と「目的意識」が違うと思います。『顧客』が存在することで生まれる、責任感とプロ意識。こういった大切な感覚を伝えるには、テクニックやノウハウだけではできません。

『内定塾』では、キャリアを考える機会だけでなく、『社会人として相応しい能力』の育成にも注力しています。学生が社会人になるために必要な能力・知識・知恵をこの就職活動という時期を通して身につけるカリキュラムを用意して、学生の指導を行っております。

その中でも、私たちが特に大切にして取り組むのが、学生達『一人ひとりの【人間力】を高める』ことです。「相手の立場で言動する」など、社会人としての見識を伝えることで、学生達に、様々な角度から、深く、『考える』という癖を付ける、これが、私達の教育の『基本』だと考えており、一人一人丁寧に指導しています。

―今後の内定塾について
リーマンショック以降、企業の業績は徐々に回復傾向にあるといいます。しかし、ますますグローバル化が進む中、企業の新卒採用は回復しておりません。最近では、2011年卒10月時点での内定率が５７．６％という就職氷河期よりも厳しい就職内定率が発表されました。

そんな環境の中、私達は『一人ひとりの人間力を高める』ことを実直に行うことで、「就職活動支援塾」の市場を、日本に作り出したいと考えています。これにより、『適材適職を実現し、心から仕事を楽しめる若者を輩出する』ことができると信じております。そして、その市場規模は、十分にあると考えております。

現在、2012年卒業予定の塾生は800名と、日本最大の就職活動支援塾である『内定塾』ですが、業界首位の確固たる地位を築くべく、勢いをさらに加速させていきます。そして、内定を獲得して卒業していく塾生をより多く、より強固にネットワークしていくことで、業界首位を走り続けていきたいと思います。

※全文は「THE INDEPENDENTS」2011年1月号 - p28にてご覧いただけます