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「工事写真アプリで建設業の写真整理コストを88.6%削減」

公開


【金澤 成剛】
1968年9月8日生まれ。1987年兵庫県立川西明峰高校卒業。1993年立命館大学理工学部土木工学科卒業後、前田道路株式会社入社。1995年1月家業である金澤建設株式会社に入社し、10年以上現場監理の仕事に従事。デジタル業界で起業したいと思い、2005年4月デジタルハリウッド大阪校入学。2005年8月株式会社Booth設立、代表取締役就任。設立9年を経て、建設現場での経験を活かして新規事業「工事写真アプリ」事業を開始。

【株式会社Booth 概要】
設 立 :2005年8月15日
資本金 :10,000千円
株 主 :金澤 成剛
所在地 :兵庫県川西市久代3-29-26
事業内容:iPhone工事写真アプリの開発販売


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スマホとインターネットの特徴を活かして作業の効率化と円滑なコミュニケーションを図れるツールを建設・建築業界に提供することで、業務を劇的に便利にし、時間ロスと無駄をなくして利益に結びつくシステムを提供していきます。

■ 工事写真アプリとは
建設業者が公共工事を受注した場合、各段階の施工時写真の提出が義務付けられています。小規模工事でも数百枚、大規模工事になると数千枚から数万枚にのぼります。従来は手書きの黒板を地面に配置して撮影し、その後の写真整理で多大な時間がかかりました。工事写真アプリは、写真撮影画面に電子黒板を配しているので作業風景をそのまま撮影できます。写真は工事名、工種名、測定番号を元に自動整理されクラウドサーバーにも保存できます。国土交通省NETISに登録されたアプリです。

■ ビジネスモデル
2011年リリースから工事現場監督を中心に口コミで広がりApp Store無料ダウンロード数は35,000件になりました。現在の収益は写真編集などの機能追加やクラウドサーバー利用を課金するモデルです。今後は工程表自動作成や段取り機能を開発して利便性を高めながら、工事現場のコミュニケーションツールへと発展させます。

<発表者からのコメント>
建設業時代に工事の写真撮影と整理でとても苦労しましたので、その経験を活かし電子黒板が入ったアプリを開発しました。自分が使いやすい物をという視点で作った結果、多くの方々から使いやすくて重宝しているという反響をいただきました。これを進化・発展させるアイデアはまだまだあり大きな可能性があります。今回の事業計画発表会での目的はこの可能性を実現させるための資金面で応援頂ける皆様と出会うことです。将来的には、建築・建設業界より規模の大きな分野にも進出し、株式公開を果たしたいと考えています。

【ご案内】2014年12月3日第169回事業計画発表会@京都
Booth社は上記日時で開催される「ひょうご・ベンチャー・ファーム&THE INDEPENDENTS CLUB」(於:神戸国際ビジネスセンター)にて事業計画を発表いただきます。参加申込は【こちら】よりお受けいたします。