「「日本人1,000万人を英語が話せるようにする」」
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【代表取締役副社長COO 中村 岳】
1980年東京都生まれ。開成高校卒業
2003年東京大学工学部卒業
2005年東京大学大学院情報理工学系研究科卒業
2005年株式会社NTTドコモ入社
2007年株式会社レアジョブ設立
2014年東証マザーズ上場(6096)
【株式会社レアジョブ】
設 立 :2007年10月18日
資本金 :256,409千円(2014年7月末現在)
所在地 :東京都渋谷区桜丘町12-10 渋谷インフォスアネックス4階
事業内容:オンライン英会話サービスの運営
代表者 :代表取締役社長CEO 加藤智久/代表取締役副社長COO 中村岳
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当社はSkype(無料のインターネット通話ソフト)を使ったマンツーマンのオンライン英会話レッスン「レアジョブ英会話」を運営しています。2007年10月よりサービスを開始し、累計会員数24万人、講師数3,800名とオンライン英会話No1の実績があります。1レッスンあたり129円からという低価格で提供しており、月額5,800円の「毎日25分プラン」は特に人気のプランです。代表取締役社長の加藤とは開成中学高校の同級生で、お互い社会人になってからも何か新しいサービスはないかとよく議論していました。最初に始めたのが中国語のオンラインレッスン。全く使ってもらえませんでしたが、「英語なら使いたい」という貴重なフィードバックを得ることはできました。類似サービスを調査していく中で、フィリピンが英語を話せる人口多いこと、一方で日本と比べて大きな賃金格差が存在していることを知ります。このギャップを利用すれば、日本人に質が高い英会話レッスンを安く提供できるのではと考えました。
実際にフィリピンに足を運び、フィリピン大学の学生で信頼のおけるビジネスパートナーと出会うことができました。彼女の活躍で講師の確保も順調に進み、英語版のプレサービスを開始。レッスン時間を50分から25分に短縮したり、料金体系をチケット制から定額制に変更したり、「量」が確保できる設計に変えたりと、お客様の反応を見ながら骨子を固めていきました。大きな手応えも感じられたので、本格的に取り組もうと会社を退職して起業しました。
価格が訴求しやすい強みだったので、サービス開始当初は比較サイトに広告出稿するなどして会員獲得を図りました。R25に取り上げられてから急激に認知は広がりました。2011年頃には広告の勝ちパターンも見えてきたので、広告費を倍増させ一気に会員数を伸ばしていきました。
全てが順調だった訳ではありません。2012年に不正アクセスの問題が発生し、サービスを長期間停止したこともありました。1億円ほどの売上機会を失いましたが、お客様に真摯にサービス提供するとはどういうことか、改めて考える機会になりました。
2014年6月にはリクルートライフスタイル様と業務提携しました。「レアジョブ英会話 リクルート校」として同社の会員基盤に対しても英会話レッスンを提供していきます。iOS向けアプリ「スタンプ英会話 Chatty(チャッティー)」では初心者でももっと気軽に英語に触れられる機会を創出します。独自開発したスピーキングテストを用いて、法人取引でニーズの高かった「成果の可視化」にも対応していきます。業界のパイオニアとして、また他社に先駆けて上場した企業として、お金があっても時間がかかる部分に先行投資をおこない、競争優位性を構築していきます。
2020年に東京オリンピックが開催されるにあたり、英語を話せる日本人が増えて訪日観光客にホスピタリティを発揮できれば、日本の評価はもっと高まるし、もっともっと観光も増えるでしょう。そんな世界を実現するためにも、「日本人1000万人を英語が話せるようにする」というミッションにこれからも取り組んで参ります。
2014年8月4日東京インデペンデンツクラブ 基調講演より
※「THE INDEPENDENTS」2014年9月号 - p10掲載