「AGSコンサルティングのIPO支援業務について」

昨年後半よりＩＰＯ市場の環境も激的に変化し、2014年度は70社以上の上場が見込まれる状況となってきました。そのような環境の下、弊社のＩＰＯを目指すクライアント数も東京・名古屋・大阪・福岡の各地で、40社を超えるようになっています。そこで今回は、弊社のＩＰＯ支援業務についての紹介をさせて頂きます。

１．ＡＧＳのＩＰＯ支援スタンス
①「初めて」だから必要なのです
もともとＩＰＯを目指す企業は業績が良く、社員も優秀な人材に恵まれてます。時間的な余裕があり、ＩＰＯに関わった経験が多少ともあれば、全面的なコンサルティングは必要ありませんが、ＩＰＯ自体が「初めて」だからこそ「先導的な役割」を果たし、「経験値」を提供する者が必要となります。ＩＰＯの主要プレーヤーは、監査を行う監査法人、上場準備をサポートしながら審査を行う証券会社、上場申請を受け付け、審査を行う証券取引所などです。これらのプレーヤーは、上場準備の最終的な局面に至っては、いわゆる「公的立場」が非常に強くなり、企業には全プレーヤーの立場を考慮した対応が求められます。その対応次第では、企業が上場出来なくなる可能性も出てきます。弊社では、全てのプレーヤーの動向を把握し、企業の立場に立って上場準備をサポートしています。
②ＩＰＯは学問ではありません
ＩＰＯを取り巻く環境は日々変化しています。その変化にタイムリーに対応しながら実質的な準備を推進していくには、スマートな提案型コンサルティングだけでは不十分です。書籍を読んで知識やルールを提供するだけでは、実際の準備は進みません。
弊社は、環境の変化をいち早く察知し、「現場レベル」の「ノウハウ」を充実させています。それらのノウハウを共有する「スタッフ」を豊富に揃えて実務的かつ効率的なサポートを提供しています。

２．ＡＧＳのＩＰＯ支援業務の特徴
①15年以上に及ぶ経験値
マザーズ開設以前よりＩＰＯ支援業務を開始し現在に至るまで、フルサポートで29社の上場を支援してきました。Ⅰの部やⅡの部を作成したり、規程を作成したり、一部の支援をしてきた会社を入れると、その倍くらいの実績を有しています。その結果、ＩＰＯプレーヤーとのアライアンスも緊密なものとなっています。
②組織的な対応
ＩＰＯ支援業務を数十名の体制で行ってます。会計面については公認会計士をアサインし、ガバナンスの構築については経験値のある者を、事業計画書の作成はその専門家を、というようにアサインし、一人のコンサルタントでは対応できない準備を組織的に行っております。
③全国をカバー
弊社は、東京・名古屋・大阪・福岡・シンガポールに拠点を有し、日本全国およびアジアでの上場準備に対応することが可能です。 ④幅広いサービスメニュー
グループとして税務会計・M&A・国際サービス等を幅広く支援展開をしており、そこで得られたノウハウ・知見を提供しています。
⑤「報酬」の柔軟性
ＩＰＯを目指す企業は、「利益」を最も重視しますが、その負担とならないよう、成功報酬型であったり、ストックオプションでの報酬であったり、企業の要請に応じての報酬体系を用意しています。