お茶でのサステナビリティの見える化で、企業価値の最大化に貢献する

Blue Farm株式会社  代表取締役 青木 大輔

 

 当社は、茶園のデータ化によって環境価値を顕在化させ企業のSDGs・ESG対応を促進するシステム「Blue Farm」の提供を行っています。私自身、400年以上続く静岡のお茶農家出身なことや、上場企業のIRを担当した経験があり企業のESG・SDGsについての問題を感じていた経験からも、この事業をスタートさせました。

 茶園には、900億円規模の大きな環境的価値があるとされていますが、うまく価値が活用されておらず、日本の茶園は減少傾向にあります。当社のシステムを活用することで、茶園の環境価値を顕在化でき、環境によい茶園に日々の飲料水を変えることでESG・SDGsを促進することができます。お茶という飲料水は、どんなセクターの企業様でも利用できる飲料品なため市場が大きく、スイッチコストも少ないため事業を進めやすいと感じています。中長期では、カーボンクレジットへの展開や他社製品への展開を考えています。当社は、サステナブルお茶の提供を通じて、 企業の競争力を強化、 山間地での茶産業を持続可能にすることで、 地域社会を活性化し、“健康”にしていきます。

 

Blue Farm の優位性


※「The INDEPENDENTS」2024年3月号 - P.6 掲載