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「「超観光立国ニッポンを創る」」

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【大岡 周平 氏 略歴】
生年月日:1989年4月19日 出身高校:石川県立七尾高校
2013年法政大学経済学部卒業後、野村證券(株)入社、京都支店、虎ノ門支店で勤務。上場、未上場企業のお客様を中心に総額100億円以上の資産運用業務を経験。2018年ツアーベース(株)設立、代表取締役就任。

【ツアーベース株式会社】
設 立 :2018年12月3日
資本金 :100,000千円
所在地 :京都府京都市下京区東塩小路町607 辰巳ビル5階D号室
事業内容:観光物流プラットフォームの企画運営
従業員数:30名



「超観光立国ニッポンを創る」


■観光物流プラットフォーム

日本政府観光局によると、日本への外国人観光客数は毎年25%成長を遂げており、政府も2020年に4000万人、2030年に6000万人のインバウンドを目標に掲げています。しかしながら、コインロッカー不足や旅中の荷物に関する諸問題により、せっかくの観光を満喫できないという現状があります。  当社では、観光地で荷物を「預けたい人」「預かりたい人」「運びたい人」の3者をつなぐ観光物流プラットフォームを運営し、手ぶらで観光を楽しんでもらい消費を促すだけでなく、観光地の交通機関や道路の混雑を緩和し、より日本の観光を盛り上げることを目指しています。

■難易度の高い当日配送完了を実現

シェアリングエコノミー(CtoC)やテクノロジーの活用、そして自社店舗自社配送の体制整備により、宿泊施設のチェックイン・アウト、買い物の途中など「その日に依頼しその日に配送完了」を可能にしました。ユーザーはオンラインより預け入れエリア(預け入れ店舗)・預入日・受取日を入力するだけで利用でき、自分の荷物がどうなっているのかをスマートフォン上で簡単に確認することもできます。

■今後の展開

当社の試算では、外国人旅行者荷物数は2018年で1.4億個あり、2025年には2.5倍になると推定しています。この急成長するビジネスチャンスに対して、アナログな方法からデータ収集やオペレーションのノウハウ蓄積を行ってきたことが当社の強みだと自負しています。また、インバウンド関連の上場企業との提携により多くの顧客接点網を構築している点も参入障壁となります。  現在は京都・大阪のみの展開ですが、約400ある提携施設(ホテル・商業施設・小売店)も随時追加していく予定です。また、東京進出に向けてさらなるアライアンスの強化も実行し、TOURBASEを旅行のスタンダードにしていきます。

※2020年3月号掲載時点での情報です