「第2回「Connect! in Nagoya」」

モビリティ革命「MaaS」特化のオープンイノベーションイベントが名古屋で開催

　2019年7月2日(火)にミッドランドホール(名古屋市)にて第2回Connect! in Nagoyaが開催されました。
　”Connect!”とは、大手企業とベンチャーキャピタル、ベンチャー企業が集い、業務提携や資本提携、M&Aなどの連携のきっかけを創ることで、日本のベンチャー創出のエコシステムのうねりを起こし、国内経済の活性化、雇用創出に貢献するためのネットワーク促進活動です。名古屋では2度目の開催となる今回は、昨年に引き続きMaaS(＝モビリティ・アズ・ア・サービス)をテーマとし、全国からMaaS関連大企業のオープンイノベーション担当者、MaaS関連ベンチャー企業・スタートアップ、ベンチャーキャピタリスト等380名が集まる国内最大規模の交流イベントとなりました。
　MaaSとは「モビリティのサービス化」とも呼ばれ、自動運転技術の登場などにより、あらゆるサービスが自動車と繋がっていくという新たなビジネス領域です。自動車産業の集積地である名古屋では、将来的にMaaS最先端都市になることを目指し、産業集積を目指しています。
　第一部の大手企業プレゼンテーションでは、トヨタコネクティッド(株)、KDDI(株)、東日本旅客鉄道(株)、三井不動産(株)、JapanTaxi(株)の5社がプレゼンを行いました。第二部のMaaSスタートアップピッチでは、全国から集まったMaaS系スタートアップ10社がショートプレゼンを行い、インデペンデンツクラブ発表企業の(株)テムザック 代表取締役CEO 髙本陽一氏が登壇しました。
　本イベントは、オープンイノベーションの機運が高まっている中、名古屋地区における新事業、雇用創出に繋がる機会を増やす為に、今後も継続的に開催するイベントとして定着を図っていきます。

＜開催概要＞

日　時：2019年7月2日（火）14時00分～19時00分
会　場：ミッドランドホール(愛知県名古屋市中村区名駅4-7-1)
主　催：中部ニュービジネス協議会
共　催：名古屋商工会議所、公益社団法人日本ニュービジネス協議会連合会
後　援：中部経済同友会、一般社団法人中部経済連合会、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 一般社団法人日本ベンチャーキャピタル協会、特定非営利活動法人インデペンデンツクラブ

＜イベントの詳細はこちら＞

＜中部ニュービジネス協議会 概要＞

設　立：1989年6月6日
所在地：名古屋市中区栄二丁目10-19 名古屋商工会議所内
会　長：日比野 三吉彦（パーソルテンプスタッフ(株) 名誉会長）
中部ニュービジネス協議会（CNB）は、ニュービジネスの育成と振興を目指すとともに、地域経済・社会の発展に先進的な役割を果たすことを目的として、中部地区の中小企業から大企業まで幅広い企業が結集し1989年に誕生した協議会です。
以来、経済産業省や関係自治体・諸団体と連携をとりつつ、ニュービジネスに関する様々なテーマを掲げ、講演会、見学会、フェアを実施する一方、新しいビジネスチャンス作りやベンチャー支援を行うなど、幅広い活動を積極的に展開しています。


THE INDEPENDENTS 2019年8月号掲載
※掲載時点の情報です